VOL63 クリスマスカードを書きながら 発行2000/12/11

QUAD社に加わり、二度目のクリスマスを迎えようとしている。昨年は、同僚からのクリスマスカードの早々の到来により年賀状でない人たちとの仕事の始まりを実感していた。今年は、昨年の体制から比べれば5db増加の大勢になり、仲間と共同でカードの書き込みや送り先のリストアップなどを行い昨年の轍を踏まぬようにカードなどの手配をした。

昨年は慌てて日本色の濃い和風のクリスマスカードを探して却って浮いた印象のカードを送ってしまったように思い返し、私の気に入ったカードを探すように心がけた。また、ちょうどクリスマス直前に向こうに行くことになりカードとお土産の両方を持ち込めることにもなった。会社として出すものと個人のカードは異なるものとして書くことにした。

いくつか困ったカードも舞い込んできた。米国の人の文化と日本の差異でもあるのだが、いくつかの懸案を抱えているお客様との間で新しい部品の情報などを流そうとして、お客様から時期からくる体のいいお断りといった感覚の対応をされたものを理解できないといったものだ。こうしたカードはクリスマスプレゼントとしてお客様に贈るべきではない。

時期をみて、必要なお客様に渡すということを考えずにアメリカンスタイルで一方的に一つの答えのみを用意して対応していくことは日本の習慣にはあっていないように感じる。いずれにしてもそうしたことを意見具申しても上司が決めることなので営業の方々にはストレスを残しつつも説明に奔走することになる。ラシャ面の世界なのである。

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