夜のフライト

夜間飛行というと、何かFM東京の城達也でも出てきそうな印象があるのだが、これも団塊世代の端っこゆえだろうか。今では東京FMというのでしたっけ・・・。お客様のミーティング対応で日曜から現地入りしていましたが、滞りなく終了し最終日は関係各所に対して宿題や、次の展開などの説明をするのに費やして夕刻まで仕事をしていました。前回のフライトでは、帰国便となるロスの11時発という、便に対してコネクトするサンディエゴからのコネクトが冬季特有の霧が発生してキャンセルになり代替で手配されたバスも航空会社側の不手際などもあって結局間に合いませんでした。結果予定外の宿泊を空港のそばで過ごすということになったわけでした。

今回は、そうした前回の失敗も含めて、より堅実な方法を求めて最終日の夕方の便でロサンゼルスに入ろうということにしたのです。最後の一泊は空港そばのホテルで過ごせばある意味で余裕が生まれます。まあ夕方といっても夜の九時ですので夕飯をどこで食べるのかが課題でしたが、コミューターターミナルという小さなターミナルなのでまともな食堂施設はなくてコーヒーやサンドイッチあとはカップヌードルをスタンドで買うことくらいしかできません。まあ、そんなこともあり同僚が近くのレストランで予めテイクアウト(こちらでは、TOGOですが)でケイジャンチキンのパスタを買ってきてくれました。オーダーして15分くらいでとりに行くという仕組みなので、まあ悪くないです。出前ではありませんが・・・、こちらでは結構普通のスタイルのようです。

仕事の算段と、残る同僚への依頼内容を考えつつ帰りのタクシーの手配をして、ホテルのフロントに預けた荷物をピックアップして空港へ戻るようにしました。フライトから逆算して会社には7:30に来てほしい旨を伝えていました。まあ、こちらの会社のビルディングはたくさんあってビルの名前(AAとかAQとかRとかいったぐあい)を指示しないと同じ会社でも場所がずいぶん違います。Rというビルディングにいたので伝えたつもりでした。時間近くになっても現れないので、ホテルに電話をすると間違いなくオーダーしているので向かっている筈だということでした。まあ10分過ぎてもこないのでおかしく思って電話すると私の指示したビルの名前を(O)だと思っていたようで聞き間違っていたということでした。そのやり取りから10分ほどしてようやくタクシーが到着しました。ほかのビルに行った彼は保安に確認にいったりして大変だったようです。

すでに荷物はタクシーに積み込まれていてホテルからピックアップして来てくれたのは流石でした。残念ながら二つ預けていた内のひとつの大きなスーツケースだけでしたが、残りのPCを梱包したパックが抜けていましたので、予定どおりホテルに戻り引取り空港に急行しました。それでも時間的には余裕で対応できたのは夜間ゆえの高速道路がすいていたこともあります。なかなか、バシッとしたスマートな解決策にいたらないのですが徐々に学習していくことになりますね。これでも今年は八回もサンディエゴに来ているのでこのあたりのアクセスについては自身としてなおざりにしていたということでしょうか。RとOを間違えたのには発音の自信がさらに揺らぎました。これも会話の中で復唱させて確認するということを次の課題にしようと思うわけです。

夜のフライトに乗っていた同乗者の雰囲気は、いつもの朝のビジネス客とはちょっと違って学生が多いような感じでした。夜のとばりのおりたサンディエゴを見下ろしながら今となってはなれたプロペラ機での30分のフライトショーを楽しみ、ゆったりとホテルに到着することが出来ました。

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