fabcross meeting 02 「私たちにとって、本当に必要なファブ施設とは」に参加してきました

fabcrossは新しいものづくりを応援するメディアとしてWebで全国の活動やニュースを紹介されています。今日は、その第二回のトークイベントに参加してきました。

組み込みの里は、最近のDigital Fablicationの流れとは、少し異にするものですが、本格再開に向けて、いわゆるFab活動最前線で進められている方たちのお話を伺い参考にさせていただこうという目的での参加でした。

保有している機材リストからは、規模の小さなファブだということも出来ると思いますが、一般のFabで会員制で行われて作品を販売するチャネルや定期的なワークショップを開催するほどの規模でもありません。

ただし、電子工作を進めていく上で必要なパーツ在庫を持っていたり、電子工作の図書や通常は無い無線系の測定器などもあることは特徴でもあります。

地元の高専生への刺激を与えてより充実した学生生活を過ごしてもらいたいという目的や、子供達を対象にした電子工作(半田付け)の機会を与えて、エンジニアを目指してほしいという思いなどが、この活動を支える私の個人的なものです。

継続していくために必要なことは、今日のトークイベントでのスピーカーの方々が事業として、あるいは、会社の中での創造性確保の施策として、色々なクリエイターと尖がった人たちとのコラボレーションを追求する。といった違った中でも苦労されていることを理解しました。

個人事業として三年進めてきた活動は、本業での税金活用といった側面でスポンサーを得て進めてきました。早期退職を通じて、いったん税務面から個人事業は廃業しており失業保険を得ながら事業化に向けた準備調査を続けてまいりました。現在はボランティア活動としての運営をしていますが、小規模な組み込み系Fabとして継続していけるように本業の再開やサポート主体の増強などを課題として検討しています。引き続きみなさんが活用していただける活動として続けられるように頑張っていきたいと思います。

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