VOL34 夏休みをとろう 発行2000/08/20

弊社では、夏休みはチームで各自が宣言を前もって行ない対応を決めていくのが慣わしだ。同僚の彼は、私よりも先に明確に宣言をしたので二週間の休みをとることを決めていた。私はといえば、先月三週間弱の本社作業をしている中で彼のスケジュールを聞き帰国と同時に彼は休みに入った。不足分は本社との間でシェアするようにしていた。彼は休暇設定をメールにしたので自動応答にいてお客様にも通知できていたようだ。
 
夏休み目前で、キャリアから納入目前のメーカーに色々な宿題が飛んだようだ。そうした宿題の打ち合わせにきたメーカーの方が都内にきたついでに社を訪れたので夕方のひとときを赤プリのビアガーデンで過ごした。端末の開発を中身から設計してはこをあとから作るという方針の会社なので中々売れ筋にはあがってこない。ましてや、最近ここから技術屋がスピンアウトして弊社に入ったこともあって中では大変なことになっているようだった。彼も私と同様にこうした会社をサポートしているのだが・・・・。
 
このスピンアウトした技術屋が今休みを取っている同僚であった。彼や仕事を肴にして酌み交わして都会の谷間のプールサイドのひと時を過ごした。次世代や次機種の開発の流れのなかで現場の方達と話をするのは貴重なことである。盆休みに入ると都会も人通りや渋滞が減り、良い時期となる。実際お客様も夏休みを取られているので、サポート業務の仕事も次の仕事の充電時間だったり、採用に充てられたりといった時間に活用することができた。
 
盆明けにはワーカホリックと思われる人や納期に追われたメーカーの方からの質問が入ってくるようになった。盆まえに休みをとっていたメンバーも復帰して対応してきた。昨日は、海外からの帰国ラッシュだったようだ。日本での夏休みもお盆の前後に長く取るようになったようだ。私は、新チップの提供時期との兼ね合いをみつつ遅番の夏休みをとろうとしている。ごく日本的な風景に親しんで来ようと画策している。来年にはフルムーンの切符が使えるような状況なのだが、ことしは青春18切符にしようかななどと時刻表で遊んでいる。

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