VOL54 21世紀のホームパソコンは 発行2000/11/06

常時接続にようやく自宅がなろうとしている。専用線の接続を考えていたが、IP接続サービスの話があって頓挫していた。自宅の接続環境も無線LANを導入し、IPルータの設置を行った。下町の猫の額の土地に立っている我が家では垂直方向にのみ部屋があるので無線LANの接続距離が気にかかっていた。ともかく購入してみないとわからないこともあったのでIOデータのISDN-TA機能内蔵の無線LANルータを購入してみた。アンテナがダイバシティでついているからだった。(角が二本)

購入検討で問題になったのが設置環境のDSU外付けの条件を満たさないことであった。DSU内蔵モデルが一般化しているのだった。慌てて探すと、みかか-MEのモデルしかないようでありみかか-MEの802.11拡張モデルにした。鉄骨三階建ての我が家の床をぶち抜くには二階にルータを設置するしかなかった。使ってみるとかなり減衰するので三階や一階では2Mモードでしか接続できないようであり、無線LANの実用性についてはフロア毎に設置すべしという感覚を持った。

しかし二階の居間に置いたルータを接続する有線LANの対象は今はなく、嫁さんのノートパソコンが行き来するだけである。一階の書斎で構築していたISDN-TA+外付けルータでのネットワークの交換を考えていた私には書斎の機器接続の有線LANとの間の無線LANへのルータを考えることが必要になった。PROXY2000というソフトでこれを解決しようということになった。以前、出先での開発環境構築用に購入してあったソフトである。

先日出た、予定外のボーナスを奮発してマシンリニューアルを合わせて図ることにした。800MHzのP3のマシンである。DVD/CD-R/PC-SLOTを持つデスクトップマシンである。ディスプレイは既存のものを利用して予算を抑えた。現用の200MHZのPマシンはLINUXに専用にすることにした。ただし、これにはPCMCIAのスロットが無い。結果として新しいクライアントマシンに直接無線LANカードをさして接続している。

嫁さんがLINUXマシンのファイル共有を活用したりするには、LINUXマシンを居間に設置したほうがよさそうな状況である。嵩張っていたマッキントッシュや、そのプリンタは処分することにした。ニフティの掲示板に出して廃品処分とした。コードレス電話やオープンデッキなども合わせて一括で引き取ってくれる殊勝な人が最初にメールをくれて一気に片付いた。次はプリンタ共有を無線LANで行うことだが・・・我が家のプリンタはFAX兼用なのである。さてさてどのような状況になるのか。

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