VOL65 PARTY WAS OVER発行2000/12/16

忘年会というイベントとクリスマスパーティというイベントを併せて行うのが外資系の姿なのだろうか。お客様には忘年会と説明して本社にはクリスマスパーティをしたと報告するのが実情なのだろう。初芝通信などであれば、事業部毎に事業計画達成記念パーティなどとして行う事だろう。弊社ではそうしたイベントは9月に行われた。いくつかのコミュニケーションミスでソフト部隊の我々は呼ばれなかったが、現地ではなぜ来ないのかという話になっていたようだ。

自ら参加を宣言していくべきだったのかもしれない。東京オフィス自体が個別の事業部や部署の出張所のような長屋的雰囲気の為に統一した指令系統は無いことが自由でもあり、こうしたことが発生してしまう理由でもある。クリスマスパーティの席上で長屋の主である、QUADジャパンの本松社長が東京事務所としての人員を発表した。昨年末のクリスマスパーティは、赤坂の小さなパブでテーブルをつないで行うほどの人数だった。今年のそれは、ケータリングサービスを依頼して広い会議室をセットアップしてパーティ体制をしっかりと実施するまでになった。

来年はどこかホテルで行うほどまでになるのだろうか。まぁ50人を超えればそうしたこともあるのかもしれない。みかかや初芝通信のOBである弊社顧問の方にも参加していただき賑やかな中で進んだ。今年、加わったメンバーのインタビュー形式でクイズ大会となり大いに盛り上がった。NEC系で仕事を続けていた一番の若手技術者も今年の12月から参加したニューカマーである。英語はまだ出来ないために本社チームへの紹介や自分自身の研修にも事欠く状態であるが、パーティが終わる頃には雰囲気に溶け込んでいたようだ。年明けには少し英語の話せる別の新人が新たに入ってくる予定なのでしばらく本社にいってもらおうと考えている。

つぎつぎと新たな仕事のチャンスが発生している弊社では、携帯電話メーカーと同様に技術系の求人を進めているのだが、所謂グローバル指向の技術者が少ないことに突き当たる。顧問の方も同様な話をされていた。そういった意味で英語が話せなくても仕事としての魅力に感じて飛び込んできた今年の新人をみるとグローバル指向になっていないのは会社の中の仕事にあるのではないかと感じてしまう。若い技術者が持ち合わせているそうしたチャレンジ精神を踏みつけにしているのだろうか。

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