VOL68 師走にトホホな事態 発行2000/12/27

師走に入り、片づけをしている時期なのだが、帰国トラブルで始まった今週はトラブルが続いている。日曜日に帰国してクリスマスイブを過ごすことは出来たのだが、月曜日の朝は11年連れ添ってきた31インチテレビが2次元から1次元表示にかわりいわゆる、ラジオになってしまった。テレビのコンテンツをラジオで聞くのは情報の欠損が多すぎて使い物にならない。

椎間板を傷めて、鍼治療に通っている妻の体の状況は良くないのでせめてテレビ環境確保の為に月曜の帰りには、早々に上大岡のカメラ屋でデートすることになった。テレビ売り場にあるテレビの多くはいわゆるワイドなテレピになっていた。予め現在使っているテレビに相当するサイズを調べてはいたのだが36インチクラスでは画面の縦が縮まってしまうのであった。28インチクラスからの移行であれば問題ないのだろうが、40インチクラスとなるとプロジェクションタイプもしくは液晶あるいはプラズマという答えしかなさそうだった。

嫁さんと実際に物を見ていく中で、気にしているのはデジタル放送ではなくて現在の放送の見え方を気にしているのだが、「こんなに綺麗でしょどうです」といった乗りのカメラ屋としてはアナログ放送のアンテナを結線してはいなかった。ほかのワイドテレビで映している事例を見せて「あんなふうなのか」と納得をしつつ実際の現物で見れないもどかしさと画面サイズがじゃっかん狭くなることについて納得しがたいようだった。

42インチクラスのプラズマディスプレイを見てもらったうえで金額が更に二倍以上高くなることを理解してもらった上で現在の31インチのモニタの幅にはいる36インチのデジタルテレビに決定した。テレビの回収や台などの交換なども含めて一切合財の施工をお願いした。妻の腰の具合を考えても設置や廃棄も含めて依頼する必要があった。3日後の配達が決まったので帰ることにしたが、嫁さんの腰が痛み中々エレベータまで進めず悪戦苦闘が続いた。

翌日は一応テレピでニュースを見れるようにとノートに繋ぐTVアダプターを買い求めて帰宅した。USBで98で動作するはずのユニットを接続してデモをした。しばらく実行していると画面がフリーズしてしまう。音はつづくのだが・・・なにかドライバレベルでの障害が起こるようでありトホホとなった。搭載していた無線LANカードを外すと安定に動作することが判明したのだが、これではEmailを読みつつTVを見るというコンセプトが否定されてしまった。テレビが実際に到着するまではしかたがなさそうだった。

トホホな翌朝は、朝飯を食べるまもなく銀行などに寄ってからの出社となった。ビルの地下街にあるドラッグストアでめがねクリーナーを買い求めると小銭が足らず財布から5000円札を出してつりを貰った。あるメーカーの対応などをしているうちに昼になった。外に食べに行くことになりジャンパーを羽織って出かけた。午後一時過ぎであり近くの食堂にいき定食をたべたのだが食べ終わって財布がないことに気が付いた。この二時間あまりの間にジャンパーで行動した範囲は狭いのだが。とほほな師走でおわりそうだ。

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