月に響く笛

書店で買えない本があるという、ネットでしか買えないらしい。耐震偽装の冤罪というか、政府の情報隠蔽工作の犠牲になった人物が書かれたものである。当初は、文芸春秋に持ち込み共感をえて発刊されるそうだったのだが圧力がかかり発行できなくなったらしい。ネットで検索して購入出来たのはAmazon取り扱いの直販スタイルでの購入となった。取り扱いをしただけで圧力がかかるのかも知れない。現政権の存続も危ぶまれる大疑獄とも受け取れるのである。

この本には一応コードもついているのだが「ISBN4-903786-00-5」、版元はimairu.incとなっている。面白いのは住所はNHK放送センター内郵便局留と記載されていることだ。著者の藤山東吾さんは、元イーホームズの社長であり、その事業を破綻に追い込んだのは権益を守ろうとしている政権中枢の方をはじめとするものだったのだろう。その顛末を知りたいという方は是非読んでいただきたいものである。残念ながら世の中を正そうとする正義の意識で書き起こされたものであっても、図書館には決して置いてくれないようなものなのである。

アパホテルの一件が京都から再発しそうな状況だったのが、また隠蔽、情報操作されているような最近の動向を見るにつけ唯一の方策は正しい事実をみなが認識することにあるだろう。ただし、最近ではあるあるに限らず、もしかしたら日常に起こっている事件すらも情報操作攪乱のためのやらせだったりするのではないかとかんぐりたくもなるのである。政府だけで出来そうな失言などの話などが京都アパの一件と入れ替わりに立ち上がったのではないかなどとあらぬ妄想が駆け巡ったりもする

月に響く笛

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