自費出版から企画出版へ

「移動通信半代記」「私の出張」という2冊の本を私の前の会社の先輩が出されていた。前の会社を辞めて9年にもなるので、タイムリーに情報が入ってこなかったとはいえ、私の付き合いの薄情さが表れているのかもしれない。反省をしている。今日はハムフェアの会場で、昔の仲間と会い、その際知った次第である。私が知っていたのは最近のRFワールドに書かれていたのを認識したぐらいだったので、そのことかと聞きなおしたところ違うらしいということで帰ってからネットで検索して早速2冊の本を手配することができた。

さて、その先輩は書名にも表れているように移動無線の開発に従事して移動機からシステムまでに携わり世界中を旅して工事をしてきた方でもある。さまざまな経験が「僕の出張」には書かれているのだと思うし、また読めることを楽しみにしている。前の会社は国内の電機メーカーにあってはとてもベンチャー志向の強い会社だった歴史があり、そうした時代を過ごされた先輩や小生も含めて有益な情報があふれていると思う。会社としてのライフサイクルが目的を果たしたような状況だという感触を持たれている昨今、先輩達の話にもう一度耳を傾けることが必要だと思ったりもするのは単なるおせっかいかも知れない。

さて、そんな先輩が定年退職を契機に自分史を書き起こそうと自費出版をする流れで2冊を起こし3冊目は企画出版に至ったというのだから先輩の作家としての資質あるいは経験豊かなエンジニアとしての確かな心眼が認められたということでもあろう。小生も転職を契機に思い悩んでいたことをしたためる展開となり転職顛末を書き起こしてPDFで配布したりもしていたので気持ちは通じるところである。転職顛末に続いて書き起こそうとしたソフトウェアエンジニアとしての20年あまりの歴史を整理しようとしたのだが、あいにくとWindowsクラッシュとともに失ってしまった。事故を契機に少し意識が遠ざかってしまったのだが、先輩の本を読むことで、またムラムラと書きたくなる衝動が帰ってくるような予感もする。

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