梅雨のさなかに

じめっとした梅雨にあっては、はっきりとカラッとした回答が欲しくなるような事態に遭遇すると、両面からやりきれない気持ちになったりもする。まあ四季のある国で過ごしていることが原因かどうかは不明なものの、もって回ったような説明をしたがるのは日本人の特性かもしれない。忙しいさなかの将来ある顧客との重要な打ち合わせを放り出して、一日かけて二時間弱の打ち合わせのために飛行機で西を旅してきた。新しいお客様を迎えての仕事にあたってはメンタリティや感性の違いからなかなかコミュニケーションがうまくいかないのは仕方がないことでもある。言葉が同じであっても難しいのである。メールや電話だけでは解決しない問題があり、結局のところANAやJALのお世話になって時間をつぶすことが必要不可欠になったりもするのである。インターネットで解決しない問題なのである。

思い出したように古いICEコントローラのことを思い出して当時のミニコンの写真を検索して見つけ出した。4KWのワイヤメモリーを搭載したミニコンでターゲットマシンにはこのミニコンからDMAで転送を行うといった仕掛けだったので、ソフトウェアのパッチ自体は、このミニコンのメモリを書き換えることで行い、ダウンロードをしなおすという時代でした。ちなみにまだFlashはおろかEPROMも登場する前の話です。マイコンというよりはマイクロコントローラーという時代でしたし、実際問題ソフトウェアは機械語と中間コードで書かれていましたので新人エンジニアとしてのスタートでショックを食らった印象があります。マイクロコントローラーに搭載されていた機能を使って簡単なデバッガ機能を実現していたのが当時のICE?でしたが、レジスタ読み出し機能がなくて閉口した思い出があります。で・・・当時のグル達がどんなデバッグをしていたのかというと、レジスタをメモリに格納する命令をで次の番地を書き換えて、ステップ実行させて当該のメモリを読み出すというものでした・・・。

よくよく調べてみるとチップにはレジスタを読み出すいわゆるコンソール機能が搭載されていたので、この機能を使って外部LEDに表示するような回路を設計して実装してデバッグに利用して便利に思っていました。私は、コンピュータメーカーでの研修時代に使ったパネルと同様なレジスタ選択のスイッチをつけて16ビットのLEDを並べて内容を表示することで、グル達とは一歩距離を置いた形でのデバッグを始めました。このミニコンのパネルをみるとそんな時代を思い出します。

 懐かしい私のICEコントローラです

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