VOL71 チャレンジャーでありたい 発行2001/1/14

QUAD社での生活をしつつ世紀を越えたわけだが、自我の世紀を越えようとしている知己との出会いは幾つもあった。みな、現在の仕事を通じての自己実現に向けて悩んでいるようすだ。自己実現の場としてフィットするのは各自によって異なるのだろう。それは当然だ。小窓次郎の話を聞いたからといって短兵急に転職する必要などは、ない。エンジニアとは、何かに向けてチャレンジしていくのが良いのだと思う。これは私見である。押し付けるつもりも無い。

知己と話す中で、仕事として取り巻く環境で思い悩んでいる人が、意外に多いことは天真爛漫マイペースで会社生活を続けてきた私などには、ある意味で驚きでもあった。さぞや私の周辺の上司同僚の方々は大変な思いで私と仕事をしていたのかもしれないとも思う。そうしたマイペースな中で自分の信じる方向に向けて仕事として、取り組んできたことには自負もあるし、また私の財産でもある。いつの場合も元気に思い切り取り組んできた。

業界がどうあれ、自分が信じる技術があれば、それに突き進みたいという気持ちが素直な私の思いでもある。できればそうした思いを共有しつつ広げていくという仕事ができれば良いと思ったのが私の転職のきっかけでもあった。給料だけで仕事を決めにければならない人もいるのかも知れないが、仕事をしていく上で自分の生活を当てはめていけば幸せの尺度など共通のスケールはないと思う。

QUAD社に要求されているカスタマーからの要望に対応していくためには日本人の対応力強化が要望されているし、本社からの決裁も下りている。チャレンジャーでありたいと思う人たちのニーズに対応する仕事が、彼らの希望に添うものであるかどうかは話してみないと判らない。QUAD社の給与がメーカーのそれに比べて高いとかいうことはないと思うし、仕事として取り組むに値すると考える技術者を探している。

チャレンジャーを自負していた頃に仲間意識を共有していたメンバーが意気消沈しているさまを見て、声をかけた。頑張っていると期待していただけに挑戦すべきと考えていたテーマが会社の方針に添わなくなってしまったというのが理由らしく、そうしたテーマを自分自身も共感し応援していたこともあって自分自身も否定されてしまったような気になった。そんな彼は、今世紀からメンバーに加わった。早速、サンディエゴにとんでもらうことになった。元気の良い声やレポートが出てくることを期待している。

チャレンジャーを標榜する技術者との出会いを続け、開発していきたい技術を仲間としてあるいはカスタマーとして相互に実現していくということを目指していきたいと思っている。コア技術・応用技術の両面の支援をQUAD社としてはいくつかある部門で異なった階層で実現していくことになっていくようになり、色々な形でのつきあいが広がっていくことが今世紀からの新たな展開でもある。

チャレンジャーの芽を摘まない、上司であり会社の社風をこれからもキープして進めていけるよう私もレポートを貰うことになった今、再確認して自分自身の挑戦心との切磋琢磨を、この後輩と続けていきたいと思う。

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