POLYCARBONATEフィラメント試用してみました

テスターのツマミ作成の一件をしているときに頼んでいたポリカーボネート(黒)のフィラメントが届きました。温度設定や速度などが難しいということでしたので速度を通常の半分に下げて温度は250度に上げました。

ABS(青)で作成したものとの比較です。

 

 

 

 

速度をさげたこともありますが、きれいに造形されている感じです。

 

 

 

 

あとは、こんな素敵な効果もありました。ポリカーボネートよさげです。RAFTとサポートが綺麗に取れましたよ。ABSだとむしり取る感じでラジオペンチが必要なところです。

3Dプリント出力は上から作るか下から作るか

今日のお題は、テスターのノブ(ゼロ調整用)のむ3Dデータから実際にどの向きで出力させるかの違いについて実際の事例です。

データ自体は、こちらです。https://www.thingiverse.com/thing:2837097

回しやすいように角にでっぱりを配した設計ですね。

 

 

 

 

 

裏がわの軸にはVRと嵌合するようにギアが切ってあります。

 

 

 

 

 

最初に作ったのが軸を上にした事例で、上のものが生の仕上がり

下はリューターで仕上げたもの。

 

 

 

左側がツマミ面を上に出力したもの。右側は軸側を上にしたもの。相違は、ツマミ面を上にしたものでは、表面について加工が必要としない感じですが、軸を上にした場合にはRAFTを付けたこともありデザイン上少し凹んだ形なのでフィラメントが表面に盛り上がる感じになりました。この写真では既にリューターで加工してあります。

軸内部の嵌合部については差異はとくにみられませんでした。軸をしたにしたものでは、フリルの部分についてもサポート材との間にできる脱着層が0.2mmほど追加されてしまっているので、これを取り除く作業が必要になりました。

無駄になるサポート材をできるだけ減らしたいという観点では、今回のものは軸を上にしたほうが良いです。ケースバイケースでこうしたことを想定して出力する方向を見極めてやりましょう。

 

 

 

 

基板作りでHello World

E君は、すでに春休みに入っているので学寮からではなくて、自宅から車で里に来られている。前回、作成した基板設計に問題があったそうだ。

今回は、その修正と追加基板の作成に来られている。前回と違って手慣れた動きになっているので、少しは早く帰れるかもしれないのだが、すでに二時間を費やしているからも、八時過ぎてしまうのではないかと危惧している。

T0.8の基板を二枚作りハトメで連結するので少なくとも今回の場合は四枚仕上げる必要がある。

これで出来上がると中華メーカーに製造依頼するというのが最近の流れなのだが、彼は初めての基板にちゃんとシルク印刷でメッセージをいれたいそうだ。それがうまくいかないのだそうだ。

いれたいメッセージは白黒で描いたHello Worldのロゴだった。里ではULPの機能を使っていれたことはないのでネット情報やマニュアルなどから何が間違っているのかを横からみているとはまってしまった問題が二つあった。

彼が作成したイメージは白黒ではあったが24bit諧調のBMPだった。少なくとも256色以下に減色しないと扱えないのだが、実際に白黒の描画したので気づかないというものだった。ツールは正しく減色しろというメッセージを出していた。

減色するにはPaintソフトでフォーマット変換して保存ということになるのだが、ここでは、この作業の際に名前を変えて保存することになりすなわちオリジナルファイルとは違うパスに置かれてしまうのだが、その点に気づかずにオリジナルファイルを参照していたようだった。サイズが減っていないことを指摘してパスが違うことを理解してもらい、いわゆるピクチャフォルダに変換後のファイルは保存されていた。

あとは彼の頑張り次第だ・・・

 

新学期に向けて

気が付けば、高専の学生Eさんはもう春休みになっていました。今日の課題は、ハトメで連結する両面基板の開発とのことです。いろいろとやっていると時間が遅くになりましたが、なんとかしあがりそうです。0.8mmの基板を二枚しあげています。

 

 

 

 

 

管理人は、里の泊り環境を向上するため懸案事項の排水口からの臭気到来を防ぐソリューションを開発していました。完成品はカスタム設計したこのトラップです。内径55mmの排水口に合わせて、およそ53mm径のユニットとしてトラップを設計してABSにて出力しました。断熱効果良好の新型マシンで出力すると背の高い出力でも安定して収縮もみられずに出力完了しました。設計はFusion360です。今回は、トラップなので回転構造を用いての設計をしています。

 

 

 

また、3D出力依頼されていたパーツも出しています。持ち運べる? 体に装着可能な外骨格の椅子を開発している金沢高専OBの花岡君が開発している試作品用のパーツです。先日、Robo3Dを貸出展開したのですが、安定度にかけるという報告などがあり取り急ぎ出力支援をすることになり、以下のパーツを作りました。

なかなか3Dプリンターの使いこなしは難しいということですね。外骨格の試作品に適用するには強度も必要で、ABSで60%充填+外殻3mm以上ということでした。

 

 

 

CIP100 基板加工機 更新

前回報告した故障と改修の連絡をして本日、木更津高専の学生さんに利用評価していただきましたが、課題と注意事項が残りましたのでお知らせします。

課題としてはキデッジさんのPCBパターン加工に特化した半円錐型のエンドミルが基板プレッシャーと当たる現象が確認されました。今日時点では、オリジナルマインド社製の土佐昌典VCまたはFTあとは普通のフルート型の1mm程度のものは問題がありません。プレッシャー部品の位置調整などが行われるまでは、これらのエンドミルで対応願います。

土佐昌典VCは、その名の通り先端がV加工してあり切り込み深さに応じて細いバターンが作成できるものです。この箇所の摩耗を無駄にさせないためにもこのエンドミルはパターン加工に専念していただくようお願いいたします。

穴加工と外形加工には土佐昌典FTがストレートタイプなので適します。

モノづくり体験色々

今日は高専の入試の日でした。本科生らの試験は終わりのんびりとしているかと思い、先般プリント基板づくりで止まっていたE君からの連絡があるだろうとは思っていましたが、昨日の土曜日に連絡があったのは、どこか遠い処からの利用申し込みでした。可能ですよと答えたものの、お住まいはわからずアクアラインの向こう側ということとお名前などから女性らしいということだけだった。

土曜の申込みはなかったので気が付くと昼少し前になっていて夢うつつでみた書き込みがどうやらFBのホームぺージ向けのメッセージとなっていたことに気が付き慌てて返事を送りアクセス方法などについての情報を知らせておいた。

ネットでわかったことは、小田原あたりから来られるらしい女性だということで、木更津までの距離や時間は先日の土浦から見えた方にちかい2時間半ほどになるらしかった。

日曜の朝になり、十時過ぎには来られるとお聞きして、とてもスイッチが入られてこちらまで来られるのだということも再認識しました。電子工作の入り口からはじめたいということでしたので、今どきのモノづくりに欠かせないArduino互換機の製作をお勧めして、最終的にいくつかのスケッチを動かして開発環境の構築ならびに電子工作体験の二つを今日の成果としていただくことにした。

幸い、Aitenodoモデルが液晶付きで破格のものの在庫があったのでこちらを勧め、またテープLEDでの実験などで先々のはかどりが見えそうな感触となった。大学時代に半田付けをしたことがあるのと、当時の実験ではブレッドボードも使ったことがあるらしかった。担当の先生が接触の悪さなどが起こることから毛嫌いしているらしいことなどもしれた。4月からの非常勤講師などでも心してのぞむ必要がありそうだ。

さて、里のお手製の基板バイスもつかってもらい先日来の小学生同様につかいこなしてもらっているのが、この写真だ。

開発環境として用意していた里のマシンはWindows10に移行してからArduinoIDEが正しく動作していないことがわかり、Windows10でもちゃんと動作している自前のSurface Pro2にお出ましねがうことになった。

気になっていたCH340Gいわゆる中華シリアルポートについては今は問題なく動作するのでWindows10でも問題がないことはわかり、別の理由で里のマシンはNGとなっているようだった。(要調査)

 

 

 

 作業を進めていると、作業エプロンが振動しているとしらせてくれた。三時過ぎにE君がやってくるらしいとの連絡だ。彼は、昨日のうちに送信したつもりになっていたメールが送信されていないことに今回も気が付いたようだった。

これは、おそらく送信する前に受信箱の確認をしないことに基づく最近のメールサーバーの流儀に基づくものなのだが、むしろメールアプリ側で自動的にやってもらいたいくらいかもしれない。

前回は、PCB加工機が上下動作に支障があり基板作成に至らなかったので、こちらで分解調整して対処してあったものだった。

今回の経験で基板加工機の一連の作業をE君はマスターしたので、4月から始まる新しい年度では本科の最上級生として、電子創作同好会を発展させていってくれるに違いない。今回の基板は謎のShield基板であるらしい。

お二人とも遅くまでかかりましたが本日の里での作業は充実した成果になったそうで、よかったです。

IoT罠プロジェクトの皆さんが訪問されました

管理人の西山です。マイペースでの運営を続けて早5年経ちました。年度末が近づき進級への取り組みに腐心されている学生さんもいらっしゃるかと思います頑張ってほしいと思います。

昨年末にクラウドファンディングで始まったIoT罠を使っておじいちゃん猟師を支援するという取り組みが無事に目標達成をしてスポンサーをされた方を対象に現地見学会が行われました。この方たちが組み込みの里に立ち寄られることになり、里はちょっとした人口急増でプチパニックとなりましたが、寒い中おいでいただいた方々に汁粉を振舞ったりしてにぎやかな一日となりました。

SNS活動では、顔見知りの人もF2Fで初めてお会いできたり良い機会でもありました。

これからIoT罠の製造調整などが始まっていくようですが、開発場所として地元高専生の方たちの協力を得てアルバイトとして展開していくというプランもあるそうです。

組み込みの里としましても、法人会員などの設定などを行い、平日でのご利用も可能になるようにしたいと思いますので、また更新がありましたらお知らせいたします。

プリント基板加工機 改修完了しました

基板加工機CIP100ですが、Z軸不調が発生したのでオーバーホールを実施しました。オイル差しならびに駆動ベルトの確認などを実施して配線系統についても余長不足などがあったので修正しました。Oリングの在庫から駆動ベルトも無事に交換しました。

CIP100での基板加工に際しては、RS274X相当のガーバーファイルから基板加工のG-code生成するソフト Orimin PCBを用います。

エンドミルは途中で切り替え出来ないので、ドリルデータ、外形、パターンなどのファイル単位でgcodeを生成します。また、両面基板は作れませんが、片面基板を二枚作成してハトメで留めてスルーホールにすることは可能です。細いパターンの加工は難しいのでピン間一本程度での配置をご検討ください。

 

 

プリント基板加工機CIP100改修中です

 

基板加工機

ご利用いただいてきた基板加工機のCIP100ですが、Z軸動作不調となり次週からオーバーホールを開始しますので、改修完了しましたらご連絡通知いたします。
ご不便をおかけしてございません。

同様なNCマシンとしてQT100がございますが、こちらでは、基板にテンションをかける機構がありませんので、基板の平滑度合いに応じて仕上がりが変わることになります。

改修予定1/27から めどは2/初め

新規追加の3Dプリンター QIDI社のX-Pro

 QIDI社のDual headモデルの新型X-Proモデルを追加導入することになりました。里に一昨年導入したTECH1モデルの制御基板の刷新や、筐体構造の進化などがあげられます。

Wifi接続
タッチパネル
3D表示
一体型トップカバー
出力プレートのマグホールド化
横開きの前面ドア
左右窓のマグホールド

整備工具などの整理箱の添付など
標準添付のフィラメントはPLAとABSの二種で各1kgです。

スライサーソフトが従来のMakerbot互換から変わり、Curaベースのオリジナルなものになっています。

ファイル拡張子は.gcodeになりました。