旧友が訪ねてくれました

松下通信時代の旧友たちが、里を訪ねてくれました。F君は同世代で、T女史も少し下ですが昭和な時代を一緒に開発に取り組んでいました。今回は、野菜工場謹製のレタスをいただきさっそく皆さんでサラダにしてランチにいただきました。

田舎暮らしの別荘ライフは、考えたことがないらしいF君も興味があるようでした。

T女史は私が出向していた会社で今は仕事されていて今回はArduino環境の構築と古いPCのUbuntu対応の改造に取り組まれてきましたが、ちょっと時間切れとなりPCは、里に入院することになりました。

Vista世代のマシンでしたがメモリ増加とHDD->SSD移行などをトライしています。

DragonboardにUbuntu (Linaro)を入れて環境構築(1)

(1) HDMIミニサイズモニターを正しく表示させる。

Linaro(Ubuntu)をインストールしたが、ミニサイズのHDMIモニター(800*480の5インチ)で確認すると画面が欠けていてメニューがフルサイズ表示させることができない。

Defaultでは、1024×768, 800×600, 848×480, 640×480の設定が登録されていたので
800×480を追加した。

(2)立ち上げで自動的に設定が整うように、追加手続きのスクリプトをlightdmの設定に追加しておいた。

関連参考サイトはhttps://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/Hardware/HowToChangeMonitorResolution

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(3) キーボードとマウスをPC側とシェアさせる。

synergy &キーボードとマウスをシェアするSynergyを支援しているので、これを活用して接続するのだが、Windows10側には、カスペルスキーが入っているのでセキュリティメニューにlocal portの開放手続きを登録してTCP/UDPの当該ポートの追加、サブネットプライベートアドレスとの接続を許可して動作確認できた。

Windows10をSynergyサーバーで登録
Dragonboard LinaroをSynergyクライアントで登録

2016-03-31

カーソルを右端にすると、Linaro側にワープする。
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3DプリンターにAutoLevel設定機構を追加しています

里に設置している3DプリンターはKickStarterでスタートしたモデルで現在は進化したものが製品化されていますので、出来るだけ製品に近い性能が出るようにupgradeを続けています。
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以下の写真にあるようにプリントヘッドを支えているX軸(左右)のレールがZ軸のロッドで上下します。今回の変更で下側にマイクロスイッチが付けられています。Z軸(上下)のゼロ点設定が、ヒートベッド上のマルチポイントで測定されてテーブルやレールのひずみを補正するという動作になるそうです。
DSC_0463 DSC_0464

今回の修正では、Z軸のロッドが以下の写真のようなモーター一体型になりました。
また、カップリングナットがステージとセンサーの双方を上下に昇降させることになります。ヘッドがベッドに当たるとセンサーのみが下降することになりスイッチが入ることになります。
Lead_Screw-1.jpeg

3Dプリンターの制御機構はATMEGA2560のArduinoが搭載されていて、これにReprap仕様のプリンター制御シールドが乗っています。Z軸のEndstp接点入力にこれら二つのセンサーがパラ付けで接続されます。どちらかの接点がメークすることで検知します。実際にステージの自重などでひずみも生じ左右での差異がでますので、この機構は正しいと思います。

3Dプリンターの制御はWin7ノートPCで実践してきましたが、Windows10への移行もありさらにUbuntuとの切り替えも含めて今日はUbuntu環境にもArduino開発環境とプリンタ制御ソフト(MatterControl)の双方をインストールしました。

3Dプリンターとの通信制御には250kbpsという速度設定が、当初は壁になっていましたが、この二年余りのLinux環境の進化で問題なく普通にインストールで動作するようになりました。次週には動作報告が出来るかと思います。
おまちください。

UbuntuマシンのWifi環境も改修

里で利用しているUbunutuマシンは、以前自宅で使用していたATOMが搭載されているShuttleのslim PC XS35だ。mini-PCIにWifiモジュールが搭載さているということだったが、うまく動作していなかったので有線LANで接続していた。RTLのWifiデバイスだったようで、課題があったようでBIOS更新で解決するらしいということで更新しようとしたのだがURLにあるようなダウンロードパスは既に更新されていて最新BIOSらしいものを取り入れることにした。

更新前のバージョンは1.08と立ち上げから確認できた。BIOS更新用に作成するのは最近ではUSBブートメディアだ。BIOS設定の画面からブート順序を確認して最初のブート対象としてUSBドライブが選択されていた。

USBブートメディア作成を実施して、ShuttleのサイトからのBIOS更新用のメディアをコピーして。マシンをリブートすると懐かしいWindows98のスプラッシュが表示され、武骨なDOSプロンプトが現れた。Shuttleからもらったデータに入っていたBATCHファイルでFLash書き換えを実施して更新した。書き換え確認をしようと、ブート中にDELキーを打鍵しても効かなかったが、立ち上がったUbuntuシステムは内蔵WLANを認識してくれました。

14.04LTS
XS35 Shuttle