業界独り言 VOL381 忘れていたわけではない

業界独り言は、どこかにいってしまったのか・・・忘れていたわけではない。世の中がおかしな兆候を明らかにしてきたために気持ちが固まらなかったこともあるだろう。新しいSNSの世界との調和を果たしていく時代になったのかも知れないしFacebookなどを介してのオープンな形態が望ましいのかもしれないからだ。しかし、他方ではこの世の中の仕組みから、ドミナントのものとの付き合いには一線を引くべきだとのこともある。なにせ、どうみてもおかしな状況が日本においても明らかになり早半年が経過しているからだ。考えて見れば、この前の投稿など「なんて幸福な脳天気な暮らしだったのか」と思い返す始末だ。この世の中は戦争状態だと考えてもおかしくないし、8.15のときよりもひどい状態が戦後ずっと続いてきたという事実もようやく認識したりする。平和ボケした現在の日本という仕組みの中では、尖がったことを書いても仕方がないことかも知れないし下手をすれば、渋谷駅の朝の雑踏の中で罵声を浴びせられて冤罪の状況に陥れられることすら不思議ではない。国策逮捕がまかり通るいんちきな国家なのである。

さて私に何が出来るだろうかというと、仕事では少なくとも日本という国に貢献しているとはいいがたい。ある意味では、日本の通信端末機メーカーの力を悪化させてしまった張本人の片棒を担いできたということかも知れない。無論、多くの仕事をうみ、今のスマートフォン時代を迎えるに足るベースを醸成してきたという自負もあるかも知れない。少なくともある意味で日本でのガラパゴス端末文化という流れの中では、既に大げさに言えば、当時の国内業界自身の開発力の低下があったのだろうと感じてもいたし、そんな中で手助けになればと思い飛び込んだ世界でもあるからだ。世の中は最後の様相を示しているという人もいる。東北大震災や福島原発のことなど日本という社会のベースを立ち直らせるための課題は難しくなる一方だし、その上で日本にハエのようにたかるハイエナのような国にさらにむしりとられる。それを甘んじて受け入れてさらに、そうしたストーリーを利用して架空マネーの世界で獏のように生きている人たちがいる。国を成り立たせるためのことを考えずに裏打ちのない紙幣ゲームに陥っている。

私自身も架空マネーの結果として借金というゲームを償却したりしてきたので、何もいえないかもしれない。その分、少しでも何か若い人に貢献したいと特別授業をしたいという高専の先生に寄付をしたりもしてきた。しかし、いまこの状況では若い学生が生きていくベースは何になるのか。国自身が成り立っているのは過去の遺産を食い潰しているのが実情ではないのか。毎日のように電車に飛び込む人が後を立たないのは、どうみても国としておかしい。夢が描けないということだろう。国の政治家で出来ることも出来ないこともあるだろうが、悪魔と取引している政治家たちがこの国の未来を売ってしまってきた歴史を私たちは知らないということだろう。知らないほうが幸せだという人もいる。細君などもその一人だ。911や311のようなテロを口に出していえないような状況では、まずエネルギーで自立することが最優先なのだろう。しかし、もし資源やエネルギーが潤沢に得られるようになった場合には今の生活や仕事を打ち払って新しい社会に進んでいくことに抵抗のある人が多いのだろうし、そうした人であるように教育してきたのだろう。

食料・医療・技術・歴史を正しく知らないままに暮らしている現在は、明らかに終末を予感させるものだ。私に出来ることは何か、ひとつでも正しいことを身近な人に見せることだろう。そうした結果として未来に希望を持とうということだろう。そうした目標に向けて暮らしつつも若いエンジニアの卵を育成したいということに変わりはない。私の説明の仕様のない悪夢のような現実認識を誰かが、夢だよといってくれることがあればそれはそれで幸せになれるかも知れない。でも、今はそのような話をかけてくる人を仲間と捉えるべきかどうか気をつけて暮らさない私自身が突然いなくなってしまうということすら不自然はない時代だ。まぁ物騒なことを考えてもきりが無いので、前向きなことを粛々と進めることにして週末は組み込みの里に篭るようにしている。

さて、組み込みの里は都市計画地域ではないので、インフラが整っていない。下水は、浄化槽で解決したのだがインターネットの件は、別荘に電話をひくべきか否かという話も含めて電話よりも光、catv、そして電話でのadslというのが一般的な選択肢なのだが、どれも無いのである。無論唯一電話を引けばadslは可能だろう。いままでは、3Gルータを持ち歩いて使っていたのだが従量課金ではないとはいえ回線リソースの使い方としては間違っているような気もする。wimaxがルーラル対応のシステムであるという点についてはアグリーしてきたので、こちらについても導入してみたのだが。あいにくと圏外ギリギリで、最初のサインアップ手続きにも事欠くありさまでした。
家中持ち歩いてアンテナが立つ点を探した結果・・・なんとか天候の条件や昼夜の差などからサインアップは出来たのですが、不安定だという状況に変わりはありませんでした。

知人が購入したWLAN向け八木アンテナを借りて接続しようかとコネクタを入手探索したり、輻射器のみ外してルーターユニットをつけてみたりとかしてきましたがスループットは上りが64kb内外、くだりはせいぜいうまくても3Mbps程度でした。アンテナは一本のままです。上海で売られているというパラボラアンテナがネットで見つかりましたが、国内で使うには怪しすぎるのですが、反射器として使うことは出来そうだったので、ジャンクとしてオークションに出ているものを国内のひとから買いました。ジャンクにする理由自体は、ケーブルロスなどの問題もあるのでしょうこちらの目的は反射器なのでジャンクで形状さえあればかないますので、入手してトライしました。ビームが鋭すぎるのが難点で中々良好なポイントを探せませんでしたが、最終的にアンテナバーが二本になり、上り1Mbps下り6Mbpsという環境が手に入りました。あとはどうやって恒久措置として設置するかになります。クレードルや防水箱などが必要です。

サーバーの復活

第三代目のサーバーが入院してしまいしばらくサーバー停止していたのだが、ATOMマシンでの再開を果たした。
Ubuntuの最新番では問題もあったので9.10での稼働である。
初代マシンはGeosコアで300Mhz、
二代目マシンはVIAコアで1GHz

三代目マシンもVIAで1GHz

四代目マシンではDualのATOM D510である。

業界独り言 VOL380 スオミの旧き都から

さて、季節風ではないですが、フィンランドのJUMAと呼ばれるアマチュア無線機のキットが届きました。

仕様としては、DC受信機と、PSNとDDSによる送信機です。

これはSMDスタータとデジタルボイスメモリーオプション  表面実装部品が多いようです

こちらが本体のオールバンドトランシーバ(1.9-28MHz)、出力10WのSSB/CW対応でDDSとPSNベースの仕組みです

こちらが100wのリニアアンプです。デジタル表示ということです

業界独り言 VOL379 スーパーエンジニアの居場所

先日、前の会社で見知ったソフトハウスの方からメールが届き挨拶かたがた営業活動
に立ち寄りたいという話になった。とはいえ、直接の接点は少なく最近でも六年前位
に展示会で名詞交換をして面識更新をした程度だった。

そもそも、その会社との直接の接点は25年位前に無線機ソフトの刷新プロジェクトで
8ビットから4ビットへの移行をする中で付き合いをした程度だった。メールを呉れた
彼とは作業場所で顔見知りだったという事ぐらいであったことも思い出した。

かの会社には、俗に言う何でも自力で解決するスーパーエンジニアのTさんが居た。
私は、そのTさんとは33年前に一度別の会社でご一緒したことがある。大問題が、
あっても独力でコードと対峙して周りに罵倒するでもなく只管解決に向けてコード
を読み解いていく様はスーパーエンジニアという名前を想起させてくれた。
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業界独り言 VOL378 ゴールデンウィークから夏休み

タイトル登録したまま、いまや夏だ・・・。ゴールデンウィークをつぶして二週間ほど米国でお客様と缶詰だ。将来に禍根を残さぬための打ち合わせなのだが、過去の禍根が渦巻いている中でなかなか、その感性の慣性から抜け出せないような印象がある。リセットしたい、リフレッシュしたい、でもお金もかけられない・・・。今までの独自の世界から国際化の中での方向性と足並みをそろえようというトップ方針を体現していくことは大変なものであるのは間違いない。

ガラケーで世界を驚かせた、先進のスマフォ国家がなんだか標準化の流れの中でアーキテクチャを整理し始めるとなんだか覚束ない状況になっている。1Gのプロセッサを使ってサクサクなガラケーも出来るだろうし、楽しい新しい経験を提供する端末の提供も可能である。かつてクロック50MhzのRISCマシンのワークステーションに感動したりしたことも、1MIPSのVAXを占有した感激も最近ではどうも1Gのチップを使ってもなかなか味わえなくなってしまった。

1Mhz足らずの動作クロックだった8ビットマイコンで構成されていた自動車電話では、アナログの呼制御や、メモリーダイヤル程度のことしかできなかったし、自分たちで定義したハンドオフ制御を自社電子交換機の上で実現したりしたのは四半世紀前のことだった。いつの時代でも働く仲間は巻き舌のインド人技術者だったのはなぜだろうか。8kB足らずのメモリ空間にビットレベルでの情報を押しこんでようやっと実現したオリジナルの電話機は、システム仕様がいつまでも固まらず変更の嵐から逃げ出したソフト担当者の尻拭いだったりしたのも事実だし、その意味でも最先端の技術だったのだろう。

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業界独り言 VOL377 チップ屋の思惑は・・・

世の中が不景気になる中で、過去の方向性が修正是正されていくことはままあることだ。アプリケーションの互換性を議論するに足る使いやすいプラットホームが登場すれば、見る間にアプリケーションもユーザーも付いてくるというのがiPhoneなどで分かったことである。箱根細工のような緻密さと思ってきた国産の携帯の実情は、実は熱海の温泉宿の状況だったともいえるだろう。柵と、その先にある未来にわたる架け橋を構築することは、ほとんど誰もなしえていないのだろう。全くの門外漢として柵なしに構築してきた事例は確かにあるのだが、柵の中から解決策とともにシームレスに改善を見せてきたことはないように思える。

アンドロイド端末の登場で不景気な中にも、活況を呈しているように見えるのは開発の中にあった柵が淘汰されて、インターネットで結合されたような状況に組込み事情が変化しようという胎動なのかも知れない。知己も含めてアンドロイドをケータイのための物だとはほとんど思われていない。無論ググって開発するようなスタイルの中で誰もが開発に参加をするような状況になる・・・。これではプロプライエタリな世界を構築してきた流れなどからみると共存が難しいのだろう。ムーアの法則とWinWinな関係でデバイス開発とリソース使いを拡張してきた・・・。こうしたエコロジーから外れた取り組みは切り捨てられようとしている。

ケータイとPCの鬩ぎあいから、接点上のスマートフォンあるいはUMPCといったボーダーライン上の端末の位置づけも経済状況の中で変り進化をとげている。三年前にUMPCの先駆けともいえるXPのミニノートが出た。果たして試しては見たものの、このサイズにこのフォントサイズでは・・・読めないのである。UMPCが求めるものは、若さなのだろうか・・・。おじさんフォントサイズでの運用では、UMPCが生かせるとも思えないし結局のところNetbookとしてサイズも性能も含めてもう一つ皮むけた端末の登場を渇望するものとなっていた。SMARTBOOKというコンセプトが日本からも承認されるとよいと思うのだが・・・。

ガラパゴス携帯と評されてきた、従来までの日本のケータイは、最近のiPhoneやアンドロイドで構成されるスマートフォンとは明らかに異なるものだ。しかし、その背景にはキャリア独自のアプリやセキュリティ確保への取り組みなどからオープンに出来ない部分もある。まあ単一のモデルですべてをカバーできるという考えが間違っているのかも知れないし、多様な端末を受け入れるべきととらえるのが正しいのだろう。とはいえ、日本発の端末設計があってもよいではないかと思うし、今までのDNAを反映したものであっても面白いと思うのだが、今の世の中では開発費用に依存するスタイルとなっていて、結局のところGoogleのようなスポンサーであり開発元がいるという形態でないと使えないということになっている。

高尚なお話で開発を考えようとしてみても、昨今の開発費用を抑えるために共通化されたプラットホームの悪弊か各OEMの基礎開発力の低下あるいは、基礎学力の低下が開発現場を混乱させているのも実情である。学ぶための正しいサイクルがないということで開発力が低下するというのは致し方ないものだろうか。「提供されたライブラリがシンボル付きとなっていて肥大化しておりROM容量をひっ迫しています、商用モデルがメモリ不足となってしまうので即刻デバッグシンボルなしのライブラリを提供してください、この点については開発元のキャリア様にも要請して承認済みです」などという話がまかり通っていて、下手をするとこの要請を聞いている仲間までも汚染されてしまいそうである。

心配に及ばない状況なのか、心配するのは別次元の状況なのか・・・若手の問題か、会社としてのサバイバル力も怪しいということになってはいまいか。

業界独り言 VOL376 Bフレッツにサヨナラ

ISDNを引き入れて、ネット接続したのはもう10年以上も昔の話だし、Bフレッツが始まり早速加入してからも大分月日がたった。ようやっと1Gbpsのフレッツ光ネクストに切り替えとなった。固定IPアドレス契約でしてきたAsahi-Netのサイトで更新すると、Bフレッツとは異なる固定IPアドレスの払い出しアカウントが渡されて新しいアドレスとなった。となると自身で運営していたDNSの登録なども更新する必要があり、さらには無償登録していたOpenDNSのサイトへの登録を切り替えると自己矛盾に陥ってしまう。すなわち自分自身のアドレスが変わってしまったので、こちらからは、Whoisあたりからの再登録を余儀なくされるのである。

ドメイン屋さんでセカンダリDNSの登録を最近では無償で受け付けてくれるようになり、このあたりの状況は格段によくなった。何せ月額九千円のBフレッツベーシック料金を払い続けてきた我が家では、プロバイダ料金と合わせると14000円ほどは支払ってきていた。さらにCATVにも加入していたこともあり、このあたりの金額も含めて、地デジ移行に伴いパススルーで受信しはじめたことなどからもCATVも光に切り替えて、さらに電話自身も光電話への切り替えなどで大きくコストダウンが出来そうな状況でもあったのだが、きっかけ地デジの4-6chの受信品質のブロックノイズなどの劣化によるものだった。

一年ほど前に買い求めた液晶37インチのテレビは、小さいとはいえないものの我が家にとってはこれ以上大きなテレビはおけないサイズ上限のテレビだったし、最近までは、あまり地デジの番組は見てはいなかった。不景気で良い番組制作がなされないことなどの影響もあったのだろう。タイムスリップで江戸と現代を結びつけたJINを見るようになり、どうにも絵が崩れることについて耐えがたい状況となった。周期的に発生するブロックノイズの要因がCATVのラインの障害なのかどうかも判然とはしないものの、光にすれば改善するような漠とした気になっていた。あきらめていたところ実はビデオ録画したHDDレコーダーでの映像には何ら問題がないことが分かり、急きょテレビ自身の修理を要請することになった。

こういった機器は、1年あまりで故障することが通例だが、幸いにも保障期間を延長していたことで無償修理となった。きていただいたサービスマンの方は受信映像を保守モードに切り替えて内蔵ユニット側でのdecode障害が発生している由を確認してユニット交換の判断をし分解をしてユニット交換を行い、確かにエラーが無くなったのを確認して問題解決をみたように、その日からしばらくは思っていた。コストダウンも含めて光工事になったのはその翌週だった。配管を使って、コンクリート内部を通して光終端装置からの同軸なども配線工事を巧みにしていた。最終的に屋根裏にあったCATVからの引き込み配線を光からのそれに切り替えてすっかり問題も費用効果も改善を図られて乾杯をしようとしていた。

とつぜんまた画面が崩れた、1週間でユニットが壊れたのか?そうは考えにくい、光フレッツテレビの送信レベルに問題があるのか?ともあれ、HDDレコーダーに障害がないことは確認していたので、以前よりは安心しつつまた修理をよばなければならないかなと考えていた。同様なモデルで地デジの受信障害で困っている人の書き込みをネットで見つけてこちらの状況などを報告していたのだが、その人からの書き込みに気になるフレーズがあった。2.4Gの影響を受けているらしいというのだ。そういえば、我が家のテレビも背面に最近はアクセスポイントを立てている。以前は、スピーカの上に露出していたのだが、場所を変えていた。・・符号した。

さっそく、アクセスポイントを離れた場所に設置して様子をみた、解決している。テレビの背面パネルがプラスチックでありシールド効果がないことと、アクセスポイントが不定期にビーコンを投げることが原因だったのである。アクセスポイントで抑圧されてもいたようで、離したことで受信レベルも5段階ほど向上していた。HDDレコーダーはケースが金属でシールドが効いているので影響をうけなかったのである。これで問題のうち、テレビの受像問題は解決をしてコスト問題も解決をみた。

残った問題は、新アドレスでのサーバー公開の問題だった。新しいNTTが持ち込んだルーターがなぜかDMZでの運用を許さないというような振る舞いでどうしてもWAN側のアドレスに見えるのは、ルーター自身だったのである。PPPoEのブリッジ機能をセットして旧来のルーターをシリーズにしてとりあえずの運用とすることで解決をはかったのだが、せっかくの1Gpsの性能がこれでは活かされないのである。まずは、このページが普通にみなさんからアクセスできるようにまでは戻ったのだが何事もなかったかのように運用を続けていくことのむずかしさをまた再認識したりしている。

業界独り言 VOL367 薫風の中のハイキング

御嶽山を越えて日の出山へ行こうということになりました。

ケーブルカーを利用してというコースでしたが、皆さんの足前確認も含めて、歩いて登ることにしました。

こりてしまうような事はないと思いますが・・・果たしてどうでしょうか。

ケーブルカーもありますが、参道にもなっているこの道は資材を運ぶ車が通れるほど整備されています。

御嶽山の山頂には宿坊もあり、バスで降りた多くの人はケーブルカーに向かいましたが静かな森の中をハイキングできるのはとてもよい季節であり天候にも恵まれました。普段のキーボード漬けの生活の人たちにはちょっと足腰にくるのかも知れません。

日の出山ハイキング QuickTimeでどうぞ・・でも大きい

業界独り言 VOL366 黄金週間を抜けて

五 連休だという、国民の休日は、みどりの日となっていたのは昨年からだというので余り状況認識をしない日々が続いていたということだろう。また、昭和の日と して、旧みどりの日の呼称も変わっていたのだという。メーデーが景気のよいころの象徴だったのだなと思い返す今日この頃でもある。日本という経済が老成化 してきたというか円熟してきたというか労働組合が目指しているものは意味をなさなくなっているのだろう。無論、社員全員が組合員と非組合幹部で構成される 会社では、メーデーという休日が一日増えているので、その意味では労働組合の意義はあるのかも知れない。

会社に入り、メーデーとしてGWの一日を南太田近くの会場で過ごすことが強いられていた時代や、疑問も抱かなくなりお祭りのように参加していた時 代、そして今では南太田の近くに住居は移しても組合という概念のない年俸制の外資生活である。とはいえ国としてメーデーを労働者の日ととらえて休日にして いるインドのような仲間もいる。日本には勤労感謝の日があるので、その点についてはどっこいどっこいだろうが・・・。好天の続く日本の風土においてのひと ときが働き方も含めて問い直す時代になってきたのだろうか。

長い休暇を使って自己啓発に勤しんでいるという人たちがニュースになっている。まあそういう使い方もよいだろう、しかし資格を取ったところで何か役 にたつというのだろうか。好景気で自社ビルを新築して移転したとたんに、親会社というか源流会社の世界恐慌に呑まれて一気に早期退職勧告が派生していると いう会社の話も聞いたりした。ビルを建てると不景気になるというジンクスは未だに破られていないというらしいのだが、ジンクスを破ろうと毎回チャレンジし ているのをよしとすべきだろうか。同期入社のメンバーでも単身赴任生活に終止符を打ちますという連絡がきたというのも、そうした背景があるのが昨今の状況 らしい。

ワークシェアという定義を積極的に活用しているという意味では、会社が応用して適用しているのが、こうした事例なのだろう。一括で定年を下げたりす るのは、平等だろうし、納得してほしいということでもあるだろう。就活としてのリアクションも得られないくらいの不況はオイルショック以来だというのは、 どこかで聞いたことがあるのはデジャブだろうか。自らの身に降りかかってくることでようやく社会認識を持つというのはいつの時代でも一緒なのだろう、とも かく職をもって食べていかねばならない。そのために勉強してきたのは事実なので文句は言えないのである。

内定取り消しが出たくらいで大騒ぎをしているのはおかしな話で、配属が決まったとたんに希望しない職種で自らが結局辞することになることを望んでい たりしていたのだろうか。厳しい現実を認識して新たな機会を探すべきなのだと思うのだが、甘えているように映るのは時代の違いだろうか。去年と同じ入試問 題が提供されたとしたら形だけの試験をしていると認識したりするべきだろうし、今ではそうした行為自体が無駄だとして、もとから割愛される時代になっても いるのだろう。学校訪問で親子で、訪れてきて進学相談するのは、当たり前だとしても就職活動の段階で前述のような事態になったとしても学校の責任追及をす るようなことにはならないことを祈ろう。

今日は、若い仲間の結婚披露宴が催された、式は既に三月に行われていたのだが、米国での家族を交えての挙式と国内の仲間に対しての披露宴はこの良い 季節に持ち越されたのである。久しぶりの結婚式への参加は、上司としての祝辞をトップバッターで読ませていただく光栄までいただくことになった。今回の縁 組自体は、双方の知己同士の結婚式披露宴だったということもあり、縁が続くということを期待してか、花嫁側の参加者は7割を越していた。残りの少ないテー ブルがこちら側だったのだが、そんな中で参加した同僚の女性陣などは肩透かしもよいところだろうし、相手方も同様だったかも知れない。

まったく違う業界の助産師の方たちの七つ以上のテーブルと、携帯電話の技術開発メーカー、OEM、キャリアという彼の友人の席は三つのテーブルで黄 金週間の最後を彩ることになった。考えてみれば、自分の子供位の新郎新婦たちなので、子供がいない自分にしてみれば、姪たちの結婚式がそろそろだと思い知 らされる時期でもあり支援する側としての責任を果たすことを心がけるように強く思うしだいだった。昨年に銀婚式を迎えて思い返す自分たちの四半世紀を考え ると、エールを送りたいのは先輩としての気持ちでもある。人生の新たな展開に乾杯である。

業界独り言 VOL365 いやな空気

も うすぐGWだというのに、世の中にはいやな空気が蔓延しているようだ。世の不景気を煽ったともいわれている、携帯電話の助成金のカットも結局のところネッ トブックと共に再登場して人気を博したり、iPhoneの叩き売りを始めたりと動きはあるようだ。だったら何故やめて形を変えたのか、単なる政治家に振り 回されただけなのか・・・。不景気な感じは、町を見ていてもさまざまだが首都圏でも施設としてシャッター通りになったりビルごとつぶれていたりと地方に 限った話ではなくなっている。

高級志向で賑わっていたデパート気どりの駅ナカも、実態としては売れ残りが目立つようになりデパ地下の如き試食販売を始めたりとしているのだが、こ うした新しい施設での閉店などが始まるのも早晩だろう。平日の夜七時を回っていてパン屋のショーケースが在庫であふれていて閑古鳥がなき、今までであれば 整列のためのロープも排除して、店員さんが普段は決して見せたこともない試食を店頭で勧めているのである。なれない手つきとはいえ在庫を抱えて処分するよ りは良いということだろう。

映画館でも同様だ、切り詰めるところで最初に出てくるのは娯楽なのだろうか、以前にもまして閑古鳥がないている。良い映画を楽しみたいので、出来る だけパンフレットも買い、収入源となるだろう店頭売りの菓子も買いと協力しているのだ。月に二度は映画館に足を運んでいるのは多いということか、シネコン になりチケットの売り方も上映時間も最適化されるようになっているのだが、はたしてやっていけているのだろうかと心配になるのが最近の映画館の人の入りで ある。チケットの行列も短くなっている。

いやな空気は、朝の通勤時間にも蔓延している。四月であることからなれぬ学生・社会人が余計にラッシュを煽り、不景気で暗くなり朝から天界に旅立つ 不孝を許せとばかりの日常化した人身事故がつづきますますラッシュを煽っている。鉄道が複雑怪奇な乗り入れを果たしている今では、欧州並みの時刻表運用と なりつつあるようだ。欧米化の達成は、着実に蔓延している。マナーの悪い学生・社会人・子供の親・その子供とそうした連鎖がますますよどんだ空気を作って いる。

明るい話題がないものかと、楽しい映画やキャラの俳優などに目をやるのだが、欽どんの清水由貴子さんが親子心中で自殺をしたという暗いニュースが 入ってきた。明るいキャラで、お母さんを支えてきたということだったのだが、介護に疲れてのことなのか家族の墓前での親子心中とは悲しい。彼女の楽曲は、 iPodに出来るだけ入れている、せめて旅立った彼女を懐かしい曲で見送りたいと思うのである。入社時期の76年が彼女のデビューとは、自分に時代が映る わけでもある。