業界独り言 VOL355 埋め込み技術2008

今日からET2008が始まった。今年は春のETWestにも参加したのだが、規模でいえばET2008は倍近くの出展があるのではないだろうか。関西でやっているET-Westでは動員数が少ないからという理由で、参加しない関西の先端ベンチャーメーカーなどもあるほどである。関東での開催は、近くのパシフィコ横浜なので会社に行きしなに立ち寄れるメリットがある。むろん、帰り道でも道理だが。

今朝は、社内の電話会議が少し遅めにあった関係で自宅で午前中処理をしていたことから、天気もよいことで運動不足解消も兼ねてウォーキングで3kmほどの道のりを行くことにした。米国出張以来、久し振りの弁当を作ってもらったので、これも会場で食べることにした。秋晴れの天気でもあり爽やかなウォーキングを堪能して昼過ぎには現地に到着した。さくっと見回ることにしたのだが、ここの技術よりも気になっているベンダーや手間がかかっているベンダーなどを立ち寄ること全体の展示の雰囲気を確認する程度である。

FPGA全盛で簡単にマイコンコア入りのLSIシステムを構築できる時代であり、さりとて大規模なソフトウェア開発としてOpenSourceで積み上げていくのには、ギャップがあるといういびつな状況でもある。何かシステムを組み上げるという観点でやっつけるのか、最近はやりのプラットホームを流用してUIや開発環境を有効利用して、少量のシステム開発に役立てたいという輩も多いようである。ETの世界では、Javaのフレーズは見かけなくなってしまったようだが、Androidがとってかわってしまったのかもしれない。

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ハッピーフライト!

矢口監督の作品である。賑やかな顔ぶれと共に、はたしてどんなフライトになるのか楽しみにしていた。公開初日に川崎で見ることにした。少し早目についてHMVなどをめぐってからの映画館に向かったのだったが、その時点で初めて予約した席が、いや予約した映画館が東宝シネマズ川崎ではなくて109シネマズ川崎であることに気が付き慌てて駅の西口まで大移動と相成った。時間的には余裕だったのだが、確かにネット予約している段階で細かい席の予約が出来ずに変だなと思ったりしていたことを思い出した。

芸達者な役者と共に、くまなく巡らされたストーリーが、予告編のスパイス以上に広がった。旬な女優さんたちの活躍も、味わい深い俳優さんたちの好演も楽しめる。実際に国際線の限られた時間の中で遭遇するさまざまな事象を支える人たちをあまねくストーリーに引き出して、連携して見せてくれた技には堪能させてもらえました。田畑智子、寺島しのぶには改めて思いが深まりました。

業界独り言 VOL354 桁数が足らない

時代は、とても便利になり通信販売業者や地方名店には、とても肩入れされる時代となっている。距離感のギャップを埋めてくれるのは宅急便であり、インターネットを介してのサービスである。先日も仙台でお世話になった旧知の友に茶菓送付をするにしても、基本的に住所情報をメールから、茶菓業者のオンラインショップにコピペするということにより実現される。出先のKioskでの注文手続きよりも簡単かも知れない。少なくとも専従の店員ならぬサービスページが対応してくれるからでもある。

3連休を前にした頃に、前の会社の知人Tさんからメールが届いた。このプログに移行した独り言メーリングリストのリスナーでもある。転職を契機に前の会社で進めてきた技術者同志のコミュニティでの思いや後輩たちへの伝えたいものなどが相俟って始まったのが、もともとのメーリングリストでもあった。最近では、今の会社でさらに広がった仲間との接点なども含めて共通項としての感想などを提起したりもしているのが実情である。こうした人たちとの意見交換のつながりは大切にしていて、ときおりオフ会なども開いている次第である。

まあ、今の会社に移るきっかけも、実はそうした前職での活動のきっかけにもなっていた同僚が接点となっているし、彼が弾けた頃に連鎖反応的に自分自身もエンジニア同士のコミュニティという活動を進めてくることに弾けてしまったのだった。いろいろな人としての活動が、こうした連鎖反応を起こしている状況は、私自身はとても良いことだと思っている。少なくとも奉職して自身の固有値としての思いや技術やらをともに共有し相互啓発している会社活動という実践の結果としては当たり前のことだと考えてきていた。
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WANTED、WALL-E そして日焼けしそうな秋の日差しと秋風

三連休なのだが、大人の事情でどたばたと過ごして、成田からポートランドに向かっている。
早く着くことで定評のあるノースウェストだったのだが、またまた会社の都合で次回は使えなくなりそうである。
昨今の燃油代の加算などによる運賃体系の混乱などから、いまでは国内航空会社を使っての渡航がもっとも高くなっているという事情は世の中での開発費高騰などと同様な理由なのかどうかは知る由も無い。結果として同一系統のアジア地区の航空会社への切り替えが発生するのも已む無しといえる。率先垂範という意味において、こうした人事規定の施行に際しては、人心掌握をされる方々におかれては最新の留意をすべきである。国内航空便に比べて、米国ノースは割安になっていたとはいえ、手配の直後に施行発表された方針を照会したのは当然のことでもある。

人事の許可も得て、既に手配済みの航空券に関しては、適用しないという明確な方針が出て、以降の手配においては東南アジア地区の指定航空会社を第一優先として、手配が叶わない場合には、外国航空会社から順に割安な航空会社を順に検索して、手配をすることというお達しであり、最高額となるJAL/ANAを選択するということに関して命を懸けてきたような輩においてはあきらめきれない事情となったのは、昨今の状況では贅沢以外の何者でもない。なにせここまでの議論はエコノミーではなくてビジネスクラスでの料金比較と適用においての議論だったからなのだ。

限られた10時間足らずの時間を、ホステスまがいのサービスをしつこく飲み放題のバーにでもいったかのような癒しの時間として誤解する輩などにおいても同様な天誅が下っても差し支えないと感じている。仕事で到着して直ちに着任できるということを目的として、そうした便宜を図ってくれる会社は国内メーカーでは既に途絶していようなので、ありがたいということで感謝の気持ちを忘れることは無く仕事にまい進すべきなのである。さっさと食事を出して、ただちに睡眠をとるのか。あるいは残っている資料を作成するためにpc電源を提供してくれた上で周囲の騒音を軽減してくれる機材を提供するのもアリではある。
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業界独り言 VOL353 本質を追いかけてほしい?追いかけたい?

日曜は、朝から母校に出かけた、学園祭であり先輩である教授に会っていくつか相談したいことがあった。大学同様に独立法人化された母校の高専は、まずはインプットとアウトプットに対して成果を出そうとやっきになっている。学園祭は、そうした学校運営の中でも重要な位置づけのイベントといえるだろう。設立の目的自体は、プロフェッショナルエンジニアの育成と輩出であるのだが、最近の学校の流れとしては更に進学したいというニーズに呼応する形で、パイパスする大学のような位置づけにもなっているかも知れない。中学卒業の段階で、エンジニアリングの学習をまとめて行うということに意義深いものはあるのだが、最近の日本での教育指針の幼児化から、そうした意識の高い言い換えれば好奇心にあふれた子供たちというものが育たなくなり大学進学といった動きに流されてしまっているというのが実情だろう。

教える側もメーカー帰りの実力派、そして意識ある学生とのタイマン勝負という図式が、ある意味でバンカラな環境で成果を出してきた時期もあっただろう。大学受験という競争よりも身のある教育をタイムリーに行うということが高邁な設立指針だったのだが、現在の日本という国の状況からすると望み得ないということになるのだろうか。木更津という町並みは、バブル崩壊で崩れさった印象があり、駅前が荒廃している雰囲気するある。かつて中学三年の時に、文化祭を一人で訪ねた際の元気のある町並みは影をひそめて、おしゃれな洋菓子・レストランといったお店も今では和菓子屋として生き延びる程度になっていた。既にいくつもあったデパートは皆撤退していている。バスに茶菓の袋を携えて乗り込むと母親に連れられた中学生といったペアがいくつも乗り込んでいた。

学校に到着すると早速、お世話になってきた古巣の職員の方たちに茶菓配布をすませて、待ち受ける先輩は入試相談コーナーというブースで午前中は待機ということだったので急襲したが、まだ開店間もないからか、先ほどの親子などは登場していなかった。しばらく後輩達への設備寄付などの相談を持ちかけたのが、先日の話いらい色よい返事がもらえていなかった理由、寄贈したい後輩というオブジェクトが最近では滅亡しているということだった。確かに無線部というクラブ活動を当時ささえていた無線通信への畏敬の念などは、昨今のPHS/携帯/インターネットということから子供たちが楽しいということではなくなっているのだろう。 続きを読む

センターオブジアース

ブレンダンプレイザーの3D映画である。久し振りに子供比率の高い映画を見ることになった。
3D映画自体は、子供向けという範疇なのかもしれないが、楽しいものには違いなかった。
3Dメガネをかけなければ、見れないのが不便ではあるが、ベルヌの地底探検を小説ではなく、映画で楽しむことが出来る時代になったということを喜ぶべきだろうか。確かに3Dの技術は素晴らしく表現力の一つとしては、よいものだろうが想像力という観点からいうと小説を読むことで育んできたそれを失ってしまうのではないかと思う。

イーグルアイ

近未来あるいは現代設定のストーリーである。最近の監視カメラ付きのコカコーラの自動販売機を人権蹂躙といったストーリーで破壊する輩がいるのだが、監視社会が徹底した世界でようやくe警察的な環境で人間がやっと落ち着いて生活が出来るのだとすれば、すでにその段階でこのストーリーが提起する問題にどっぷりと浸かっていることになりそうだ。

あまりにも冷酷といえる計算しつくされた世界の上で動かされているのだとすれば、とても悲しいしそんな状況を理解しえない中で暮らしているのだとすれば、機械にかぎらず9/11のような状況も含めて、この世の中はとても悲しい状況だといえるのだろう。見終わって少し頭の中で思考がショートしたような違和感があり、自分自身の中にもそうした部分が出来ているのかも知れないと感じ恐怖を覚えた。

仙台でオペラ

21世紀だというのに、映画ではないが少年時代に思い描いてた未来とは少し時空がずれてしまった印象がある。さて、第二の会社生活も定年を考える時期ではないにしろ、ある意味で締めくくりを考えていく段階には入ってきたといえる。直球勝負ではないにしても、少年時代に思い描いた夢に飛び込んで暮らしてきた無我夢中の時間を、ある日突然振り返り気がつくと自己の思いとの矛盾などに気がついた最初の転機、そして今また10年あまりを過ごして昔の仲間たちをお客様として支援する仕事をしながら立場を変えて当時の思いや錯綜してきた流れなどをめくり、いまのお客様としての印象や気持ちに思いを馳せる。そんな、たっぷりとした時間を過ごすことが出来た。

気がつくと中学時代の同級生の名前を、インターネットで見つけてその写真から当時の面影と夢などから本人と確認することが出来ていた。これは21世紀らしいものといえるかも知れない。彼女は声楽を目指して芸大をへて音楽活動をしつつ教育の道を模索して仙台の地での活動を始めていたということだった。うろ覚えだった大学名が、たまたま今回のお客様の事務所の目前にある大学かと誤解してメールをしたためたのだが、実際は市内の大学だった。しかし連絡がつき帰りの新幹線に合わせてお茶をして話をしようということになった。

40年ぶり近い時を経ての再開で、なぜかとてもドキドキしたりして仙台駅で待ち合わせをして新幹線の時間まで喫茶店で話をした。大学教授である彼女は大変忙しいらしく、この後は仕事の会議がまっているらしかった。たまたま入った喫茶店で担当になったウェイトレスは、そんな彼女の教え子らしくアルバイトだったようで、コーヒーと紅茶の二人のオーダーになぜかケーキが特別セットで配られてきた。40年の互いの人生のショートストーリーを少しづつ話をして、互いの今の風貌の先に映る、時代の印象を思い返すには十分な時間だった。夢をみていた時期、人生の転機でたまたま出会ったことなど初めて知ることなどもあり短い時はあっという間だった。思いついてメールをして会えたのはとてもラッキーだった。

三回忌、マルタの刺繍

父の三回忌があり、朝から駒込吉祥寺まで出かけた最近は、湘南新宿ラインが池袋まで直通なのできわめて便利である。休日の朝ということで平日にありがちなダイヤの乱れもなかった。大家族だった我が家も、親族として集う機会がヘって来た。積極的に訪問しないと途切れがちになってしまうのだろう。妹夫婦ふた組、昆虫取引で身を立てている兄、母、叔母そして我が家夫婦、法要を済ませ、卒塔婆を墓に立て父、祖母の墓に手向ける。大きな中華テーブルをお茶の水で囲み昼食にした。父の記念写真をDVDアルバムに起こしたという義弟の作品を流しつつの時間だった。今年の我が家の銀婚式に続き、妹夫婦も次々と来年から銀婚式が続くのである。姪たちの進路や学業の状況の話題、母、叔母姉妹の旅行の話などたわいもない話だが縁者の時間がゆったりと流れた。

お茶の水から腹ごなし、神保町、小川町と散策しつつ細君の散歩靴をニッピンで見つけた。しっかりとした作りでデザインも好みだということで即決まりとなった。通信販売でネット検索するよりも、こうしたものは散策で見つけるのが効率的である。また、そのうちにバーチャルで感触までも確認できるような時代になっていくのかも知れないのだが・・・。東京大地震で崩壊するという時代までは、少なくとも楽しみたいものである。大手町を抜けていくと、地下鉄工事と思しき道路工事をしている。ははんと思うのは、いわゆる泉岳寺から上野公園口まで結ぶ直線の地下ルートということらしい。成田新幹線計画の再開であるようだ。

東京駅を横断して、京橋経由で銀座に入り、シネスイッチ銀座で「マルタの刺繍」を鑑賞する。夢叶わず人生の落日の時期に花開かせようと努力する遅れてきた娘たちの話ともいえる。スイスの映画であり、カレンダーガールや、天使はこの森でバスを降りたなどを彷彿させるもので、お洒落なランジェリーショップを開店軌道に乗せるまでの挑戦が人生模様にはめられて事件と共に展開されていた。

映画試写会 ハンサムスーツ

鈴木おさむさんの脚本であり、ドランクドラゴンの塚地武雅や無駄に明るい谷原章介、いい味を出している中条きよしなど、たのしめるエンターティメントな作品で、鑑賞後とても温かい楽しい気持ちになることが出来た。公開は、11月からなので、しばらくは秘密をキープしなければならないのである。ともあれ楽しい作品が見たい方にはとってもお勧めな作品である。

会場は、竹橋の科学技術館サイエンスホールでした。提供はWOWOW